ドラゴンヘッドの僅差エロの予感というやつ

2022年1月4日

ドラゴンヘッド

ドラゴンヘッド。
初出版は1994年ですか。
ずいぶん昔なんですね・・・。
私コレ。ヤンマガで連載されている頃から読んでて、毎週楽しみだった漫画でした。

内容は、修学旅行に行った中学生が、新幹線でトンネルに入ったところで、
何らかの天災が発生し(この時点では不明)、
真っ暗なトンネルで取り残され、ほとんど全員死んで、
残されたのは

・自分
・可愛い女子中学生
・オタクっぽい奴

という、
よし。これならまあ、オレ勝てるでしょ。
もっと他にもイケメンとかいると無理ゲーだけど、
これならさすがにイケるはず。オレ。
ヤレる。オレはこの女と、絶対ヤレる。

だって。

ここは、ヤンマガだ。

青臭い少年マガジンではない

的なところからスタート出来る、
素晴らしいストーリーなんですね。

まあいろいろ紆余曲折があり、そのすべては一切ネタバレになるので話しませんが、
私は個人的に好きなキャラクターがこの作品にいまして、
これならネタバレにならないので大丈夫だと思うので言いますが、
自衛隊員の仁村ってのがいてですね。

まあ、この男の登場シーンが。
エロ本読んでるところからスタートするんですよ。
「あー女いねーかなー?」
とか、そういうような発言をしながら。

これが当時の僕にはとても強烈でしてね。
期待大!かっこいいぜ仁村さん!
って感じだったんです。

仁村に完全に共感できた僕は、

主人公ではない仁村が、その後どうなるのか?
ていうかこの女子中学生は狙えるでしょ絶対!いけ!いけ!
自衛隊員が中学3年に負けるはずがない。やっちまいなっ!

みたいな圧倒的没入感で。

読んでいました。
ああ、過去が懐かしい・・・。

全10巻でそれほど多くないので、
読みやすいのでお勧めですよっ!
24年も前の作品とは思えないクオリティが待っていると思います。

余談ですが、
Tシャツとかスニーカーとか、作者はビンテージが好きみたいで、
その辺のグッズも結構登場してたりするので、
そういうのが好きな人にもお勧めですね。
まあ僕はブランドとかには興味ないので、その辺はどうでも良かったんですが。

そして今、Wikipediaのドラゴンヘッド。読んでみましたが。
あれは読まない方がいいですね。
登場人物のその後が書いてあるネタバレなので、事前に読むのは厳禁だと思います。
どうぞお気を付けを。