ジャンプなのにやたらエロかったゴッドサイダーの巻来功士

2018年7月18日

連載終了!少年ジャンプ黄金期の舞台裏

心の底では、漫画家という職業に強烈な憧れを抱いておりまして、
とはいえ私のレベルでは、専門の漫画家というのは有り得ないというのは分かっており、
副業しながら(世間的には、そっちが本業でしょと言いそうですが、僕から見たら、
こっちが副業。みたいな仕事です)
ほそぼその創作活動を続けているわけでありまして。

なので、本物の漫画家の日常はどういうモノなのか?というのは、
喉から手が出るほど知りたい憧れの世界であり、
その手の作品はよく読んでいるのですが、
この巻来功士先生の「連載終了」も読んでみました。

年がばれそうですが、私が小学校低学年だった頃、
ジャンプは大変な黄金時代でありまして、
買うほどのお金はないものの、
何か機会があれば積極的にジャンプ「だけ」はw、読んでいたのですが(児童館とか、床屋とかで)、
そんな時に私が出会ったのが巻来功士先生のゴッドサイダーでして。

ストーリーはもう覚えてないのですが、
やったら小学生の私にはエロかった記憶があり、
この作者名を忘れたことは一度もありませんでした。
それくらい、インパクトあるエロの記憶があるんですが、
やっぱり、ジャンプの王道からちょっと外れるようなポジションを攻め続けていたんですね。
それがよくこの作品で分かりましたw

内容も面白かったんですが、
最後の
編集者との対談話が、自分にはすごく勉強になりましたね・・・。

漫画家には、縦糸と横糸が必要で、

縦糸はストーリーを紡ぐのが得意
横糸は魅力あるキャラクターを作るのが得意

という話で、
縦糸は編集者がサポート出来るところだが、横糸は漫画家の能力による。
で、横糸が強いと漫画として面白い。と。

そのうち、巻来先生は縦糸が強い人で、
他にもジョジョの奇妙な冒険の荒木飛呂彦先生も、もともとは縦糸が強い人だったが、
ある時本人がそれに気づき、横糸にも力を入れるようになった結果、
とたんにジョジョが面白くなり、大成功していった。
という話があり、
なるほどなあ・・・。と。

振り返って私を自己分析すると、
明らかに私も、縦糸かもと思いまして・・・
これは横糸も意識的に取り組まねば・・・と気を引き締めさせて頂きました。

それにしても、久しぶりに。
ゴッドサイダーは読んでみたいと思いました。
私が当時感じたエロは何だったのか?
もしかして私の現在に繋がるエロが、あったのかも?
というのを知る、

自分を探求する旅

みたいな感じで、今からワクワクです。